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アルソウムの双剣 The Swords of Arthoum

近世ヨーロッパに似た、どこかの異世界。 かつて東の果て、ウジュホロドと呼ばれる地に住んでいたアルソウム族は長い干ばつに苦しんでいた。同胞を救うため新天地を探して旅立った六人のアルソウム族の若者は、長い旅の果てに豊かな森林と水に恵まれた土地を...
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久しぶりにイメージボードです

闇当ての自主トレに励むイニシュア(第8部「アレチノギク」) クハジュラク(第12部「死人峠」)
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アルソウム連合王国における結婚の諸相

公式発表ですがイニシュアとファイスは結婚しています。 宗教婚ではない(新郎と新婦が異なる宗派、具体的にはファイスがアサブでイニシュアはウランゲリの民族宗教)ので、披露宴ではひとまずファイスが所属する枝族(この場合はマハラビエ侯爵家家中、ゼル...
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「アルソウムの双剣」の言語について

ツイッターでたまに話題になる、ファンタジー世界の言語について。 「アルソウムの双剣」では、だいたい以下のような感じの設定です。 エマオ語 古代文明「帝国」を築いた人々が使っていた言葉。現在でも知識人階級は基本的に読み書きや会話が出来る。古代...
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アルソウム族と宗教(四宗派の発展・大学の登場・連合王国議会の成立)

四宗派それぞれの発展 こうしていわゆる公認四宗派と呼ばれる四つの宗派が成立したわけだが、中でも最も目覚ましい発展を見せたのはアサブ教団である。アサブ教信仰の中心となったのは主に都市部の住民たちであり、アンツィラバの乱の収束後の都市の発展と歩...
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アルソウム族と宗教( 中世ギベオン教団の成立と特徴・ アンツィラバの乱とアサブ教団・ウアカパ派の分派)

中世ギベオン教団の成立と特徴 次に大きな契機となったのは、644年、アルソウム族のアバルサ王国の首都マレブで始まった古代ギベオン教団の改革運動であった。この時期、対話録や講話集、神話、神謡などの収集と整理、注釈、そして正典の編纂が各地で試み...
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アルソウム族と宗教(初期ギベオン教団の成立まで)

「帝国」運動と宗教 帝国歴開始以前、南大陸各地では様々な宗教が信仰されていた。 それらの宗教は民族宗教であり、民族の始まりと初期の歴史を語るものだった。 エマオ人はエマオ人の、ウォラグネ人はウォラグネ人の、バツェ人はバツェ人の、ハミジエ人は...
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書影の完全英語化

ノベルアッププラス版の書影を英語圏のファンタジー小説っぽくリニューアル。 変更点 地の色を少し暗めにしてタイトルとのコントラストを強くした。(R1G6B67からR1G5B45へ)書体(Bodoni MT Poster Compressed)...
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シリーズの全体表紙を作りました

ノベルアッププラスで連載しているバージョンの全体表紙を作りました。 思い切って日本語のタイトルは無くしました。 「天頂環」の次のエピソードの表紙も。 こちらはまだ表紙とタイトルしか決めていません。 ヒュラエズがアネイリンと別れてから剣の修行...
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アルソウム連合王国における法の支配

アルソウム連合王国は成文憲法(アルソウム部族法)を基礎とした立憲君主制国家です。  アルソウム部族法とは1000年以上前にアルソウム族の六つの支族が南大陸の東端にあるウジュホロド地方を出て西に向かった時(六祖西征)、指導者である6人の青年と...
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何故、イェビ=ジェミは「双剣」が高価なものだと気づかなかったのか

「双剣の運び手」イェビ=ジェミが双剣を手に入れた時に何故それが高価なものだと気づかなかったのか、というご質問も頂きました。  この「双剣」は用語集にある通り、公式には1540年代前半(トゥーバの戦いの5-10年前)に首都ゼルワ近郊の刀匠の工...