用語集をちまちまと整備しています。
今日は「湖賊」「アレチノギク」の舞台になった大ヤムスクロ湖の地図をスキャンしてアップしました。
これは執筆中にいつも見ていたもので、作中とは違って距離はキロメートル表示になっています。
真ん中あたりにある横線は巨大断層で、ここで地面の高さがいきなり50mくらいズレている場所です（北側の方が高い）。
「湖賊」にこんな描写がありますね。
だが、三日目の終わりに突然、湖岸の景色は変わった。この世の果てまで連なっているかと思えた丘は突然、まるで巨人がナタで削り取ったかのような崖によって終わりを告げた。その先にあったのは、所々にこんもりとした森が散らばる、広々とした平野である。不思議なのは、アルソウム地方ならばそろそろ黄金色の穂を付けて垂れ下がっているはずの稲がどこにも見当たらないことだ。イェビ＝ジェミも不思議そうな顔をしている。
湖賊 Bandits on the Lake ーアルソウムの双剣IIIー
大ヤムスクロ湖北岸、「アレチノギク」でイニシュアが見せ場を作ったコトバイ港や「月と死体」でアネイリンとヒュラエズが旅した辺りは紙に入りきらなかったということからも、いかに巨大な湖なのかを感じていただければ（笑）
